墓石のご紹介
石の種類・デザイン・施工方法についてご案内いたします。
日本国内で取り扱われている石の種類は国産、外国産を併せ300種類以上あります。
そのうち、現在弊社取り扱い石種は国内外の厳選70種ほどとなっており、品質とコストのバランスで
外国産が好まれる傾向にあります。
石にはそれぞれ色味、強度、耐久性が異なるので全体のデザインを考慮し、施工することが大事となります。
墓石のデザインは一般的に和型、洋型と大きく分けてこの2種類があります。
その他に五輪塔タイプや自然石をそのまま使用するタイプもあります。
お墓の形には特に決まりはありませんが、寺院によっては既存のお墓に合わせる様、統一感を求められることがあります。
施工には充分な注意を払うこと、丁寧かつ正確性が必要なスキルとなります。
何代にもわたって、伝承されていくものなので、良いお墓の条件は堅牢と美しさを維持できることが必須です。
特に基礎、細部の造りは大丈夫か、水はけに工夫が施されているかが重要なこととなります。
代表的な石の種類
623
中国産
薄いピンク色をした石目を有しており、優しい風合いをもって
います。日本国内で最も多く使われている中国石です。
614
中国産
標準的なな白小目です。一般的に流通量が多いので、
価格も抑えられ、大変人気の石材です。
654
中国産
グレー系の中目石です。
グレー系の墓石の中では比較的お求めやすい価格となっています。
663
中国産
「桃山」「ローズピンク」「中国ピンク」「中国桜御影」「小桜」とも呼ばれ、ピンク色の小目の石材です。
洋型墓石に相性の良いこともあり、女性に人気の石材です。
インドアーバングレー
インド産
透明感のあるグレーの中目石。硬質なので水を吸いにくいという
特徴があります。
産出量が多いので、品質に比べ価格はお手頃になっています。
河北山崎
中国産
濃いグレー色をしたきめ細かい粒子を持っています。
落ち着いた色合いで硬度も高く、コストパフォーマンスも良いことで、多くの方に好まれています。
山崎石に類似しているのでこの名称で呼ばれています。
*石材本来の色合いは忠実な画像として再現できておりません。あらかじめご了承ください。
また、ご使用のモニターによっても異なりますので、あくまでイメージとしてご覧ください。
*石材見本は現地ご案内の際、案内担当が多種多様の実物を持参しご説明いたします。
一般的な墓石のデザイン
和型
一般的なコンパクトタイプ、和型墓石のデザインです。
台石の上に棹石といわれる長方形の石を乗せたものいいます。
左図のように棹石が角型のものを角石塔型、他に位牌型、角柱型、駒型などがあります。
納骨棺をカロートと呼びますが、地下に設置する場合と墓石の中、地上部に設置する
場合があります。
敷地が大きい墓所の場合、外柵で他の区画と境を設けます。
卒塔婆立ては多くの宗旨で必須ですが、必要としない宗旨もあります。
*デザイン墓石をご希望の方は弊社取り扱い墓石ブランド
<カーサメモリア>和型をTOPページよりご参照ください。
洋型
最近、増えているのが洋型の墓石です。
垂直に墓石を建てる平型と、左図のように全面を傾斜させるオルガン型が
一般的となっています。
寺院墓所でも設置できるところが多く、デザインも自由度が上がっています。
その他、外柵を設ける場合、卒塔婆のことは和型と同様となります。
デザインに特別なご要望がある場合、事前にご相談ください。
*デザイン墓石をご希望の方は弊社取り扱い墓石ブランド
<カーサメモリア>洋型をTOPページよりご参照ください。
施工行程
施工行程は大きく分けて基礎工事、外柵づくり、墓石設置、耐震加工、仕上げ加工、施工確認となります。
必要にお応じて日程を分け、丁寧に作業を行います。
見えないところ、細部にまで気をくばることで、より良い墓石の完成を目指しています。
今まで多くのお客様にご満足をいただいていることが私たちのプライドです。
事前に強固な基礎工事を行っておきます
基準となる外柵を慎重に設置します
墓石を確認しながら順番に設置していきます
耐震・シーリング加工を内部から施していきます
仕上加工・細部点検を入念に行います
全ての施工を再確認して完了です